無料で利用できるバグ管理システム(PHP)-BugFree の設定詳細
オープンソースで無料のPHP開発の不具合管理システムのBugFreeの設定手順を紹介します。
- BugFreeを動作させるサーバが、PHPとMySQLが動作する環境が整っているか確認します。サーバには、PHPとMySQLの最新バージョンがインストールされ、適切な設定が必要です。また、ApacheサーバなどのPHPをサポートするWebサーバもインストールする必要があります。
- BugFreeソースコードのダウンロードと展開: BugFreeの公式サイトから最新のBugFreeソースコードをダウンロードし、サーバーのWebディレクトリに解凍します。
- データベースを作成:PHPMyAdminなどのMySQL管理ツールを使用して、新しいデータベースを作成し、新しいユーザー名とパスワードを設定する。それらの情報を記録しておくと、後の設定に役立ちます。
- BugFreeの解凍後のソースコードディレクトリ内にあるconfigディレクトリを開き、config.inc.php.templateファイルをコピーしてconfig.inc.phpにリネームします。config.inc.phpファイルを編集し、データベース接続に関する構成項目に、先に作成したデータベースの情報を入力します。
- SMTP設定をconfig.inc.phpで編集し、SMTPサーバ、ユーザー名、パスワード等を記入することで、メール通知機能を利用できます。
- システム管理者の設定:config.inc.phpの管理者設定項目を編集して、システム管理者のユーザー名とパスワードを設定します。
- 必要に応じてconfig.inc.phpファイルでシステム名やデフォルトのタイムゾーンなどの設定項目を編集できます。
- バグフリーソースコードディレクトリとそのサブディレクトリ内のファイルとフォルダに、システム正常稼働を確保するための適切な読み取り・書き込み権限が設定されていることを確認してください。
- インストールを完了する:ブラウザで BugFree のインストールページ (通常、http://yourdomain.com/bugfree/install/) にアクセスして、ページの指示に従ってシステムをインストールします。
- ログインしてBugFree后台管理ページから、権限設定、メールテンプレート、カスタムフィールドなどのシステムの各種オプションをさらに設定できます。
以上はBugFreeの構成に関する詳細な解説です。お役に立てば幸いです。