クラウドサーバーのディスクが一杯になったら削除する方法
クラウドサーバーのディスクがいっぱいになったら、以下の手順で複数のファイルを削除してディスクスペースを解放できます。
- SSH やその他の遠隔ログインツールを使ってクラウドサーバーへログインします。
- ディスクの使用状況を確認する方法:次のコマンドのいずれかを使用してください。
- df -h: ディスク領域の全体的な使用状況を確認します。
- du -sh *:現在のディレクトリにあるファイル・フォルダのサイズをみる。
- 不要なファイルを削除:ディスクの使用状況を確認し、多くのスペースを占めるファイルやフォルダを見つけ、以下のコマンドで削除できます
- rm ファイルパス: 指定したファイルを削除します。
- rm -rf フォルダパス:指定されたフォルダとその内容を削除します。
削除する前に、ファイルが不要か確認し、間違って重要なファイルが削除されないよう慎重に行ってください。
- システムキャッシュのクリーンアップ:システムキャッシュでも大量のディスク容量を消費することがあります。以下のコマンドを使用してシステムキャッシュをクリーンアップできます。
- 同期:データをメモリからディスクへ同期する。
- echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches: キャッシュをクリア
- それでも正常に稼働しない場合は、サーバーを再起動してディスク領域の再読み込みをしてみることもできます。
ファイルの削除はサーバーの正常な稼働に影響を与える可能性があるので、削除前に重要なデータのバックアップを取っておくことと削除操作の影響を理解することを確認してください。操作方法がわからない場合は、クラウドサービスプロバイダーまたはサーバー管理者に問い合わせてください。