CommandTimeoutの設定方法
CommandTimeoutは、コマンドの実行タイムアウト時間を設定する機能で、指定した時間でコマンドの実行が終わらない場合タイムアウト例外を発生させます。以下にCommandTimeoutを設定する方法を示します。
- ADO.NETのSqlConnectionオブジェクトなどのデータベース接続オブジェクトとSqlCommandオブジェクトなどのコマンドオブジェクトを作成する。
- 例えば、「30」に設定すると、コマンドは 30 秒以内に実行され完了する必要があります。これにより、コマンド对象的 CommandTimeout プロパティの値を設定して、タイムアウト時間を秒数で指定します。
command.CommandTimeout = 30;
- データベース操作を実行するにはExecuteメソッドなどのコマンドオブジェクトメソッドを実行する。
- TimeoutExceptionなどのタイムアウト例外をキャッチして処理するなど、必要に応じてタイムアウト例外を処理する。
なお、CommandTimeout の最大値はデータベースの設定や、 ネットワークの制限によって影響を受けます。 さらに、長いタイムアウト時間はアプリケーションの応答時間を遅延させるため、実情に合わせて妥当なタイムアウト時間を設定することが必要です。