クラウドサーバの空き領域を片付けるには
クラウドサーバーのスペースを整理する手順は次のとおりです。
- 不要なファイルやフォルダを削除する: クラウドサーバーにログインし、不要なファイルやフォルダを探して削除します。 コマンドラインツール、またはファイルマネージャーを使用して削除操作を実行できます。
- 一時ファイルの削除:サーバ上のテンポラリディレクトリ(/tmpや/var/tmpなど)を確認し、使われていない一時ファイルがあれば削除する。
- ログファイルのクリーンアップ:クラウドサーバーのログファイルは多くのスペースを占有する可能性があります。期限切れのログファイルを削除するか、圧縮してアーカイブします。
- あまり使用しないファイルは圧縮したり、アーカイブしたりすると容量を省くことができます。tarやzipといったツールを使用して、ファイルの圧縮とアーカイブを行います。
- パッケージキャッシュのクリア:クラウドサーバー上のパッケージキャッシュには多大なスペースを消費することがありますので、パッケージマネージャーコマンド(例:Debian/Ubuntu 用 apt-get clean、CentOS/RHEL 用 yum clean all)でこれをクリアできます。
- データベースの確認:クラウドサーバーにデータベースがデプロイされている場合、不要になったデータベースバックアップ、ログファイル、一時ファイルをクリーンアップして容量を解放できます。
- 定期的にクリーンアップを実施する:ストレージ不足によるサーバーパフォーマンスの低下を防ぐため、定期的にスペースのクリーンアップ操作を行うことを推奨します。
クラウドストレージの整理をする前に、確実に不要なファイル、データのみであり、必要なものはバックアップを取っておくこと。整理は慎重に行い、大切なデータを誤って削除しないように。