Node.jsのデバッグ
Node.jsでコードをデバッグする方法には以下のような方法があります。
- 単純なデバッグには、コード内に`console.log()`文を埋め込んで、変数の値やデバッグ情報をログに出力する方法があります。この方法は簡単なデバッグシナリオに適していますが、大規模なプログラムではログが多くなり問題の特定が困難になる可能性があります。
- デバッガを使う:コードに「デバッガ」文を埋め込んでおくと、プログラムの実行時、その文に到達した際に自動的にデバッグモードに入り、コードの実行を追って行単位で参照し、変数の値を参照し、またデバッグ用のいくつかのコマンドも実行可能です。デバッグモードでは次のようなコマンドが使用可能です:
- 次にDebugger文またはプログラム終了まで、コードの実行を続行します。
- 次へ: コードの次の行を実行します。
- ステップ:現在処理している行から呼び出された関数の内部に入る。
- 現在の実行中の関数から抜け出す。
- node インスペクト
- デバッグを続行:次のブレークポイントまたはプログラムの終了までコードの実行を継続します。
- 処理:次の行を実行し、その行が関数呼び出しを含んでいる場合は関数の内部に遷移します。
- 次(ん):次の行のコードを実行し、関数の内部には入らない。
- out (o): 現在の関数を終了します。
- ブレークポイントを設定する (sb)
- clearBreakpoint(cb): ブレークポイントを削除します。
- サードパーティーのデバッグツールを使用する:Node.jsに内蔵のデバッガーの他に、Chrome DevToolsやVisual Studio Codeなどのサードパーティーのデバッグツールを使用できます。これらには変数、コールスタック、ネットワークリクエストなどのより豊富なデバッグ機能が備わっています。
デバッグ手法を使いこなせば、より容易にコードで発生する問題を発見し、解決できます。デバッグ手法は目的によってさまざまで、具体的な問題に対応するように選ぶことができます。