クラウドサーバーにおけるセッションの制限

クラウドサーバーのセッション制限を指定できるオプションを次に示します。

  1. セッションタイムアウト:クラウドサーバーにはセッションタイムアウトを設定でき、その時間を超えてアクティビティがなければ、セッションは自動的に切断されます。
  2. セッション最大数: クラウドサーバーは、ユーザー毎、または IP アドレス毎にセッションの最大数を制限できます。最大セッション数に達すると、以降のセッションは拒否されるか、以前のセッションから古いものから順に置き換えられます。
  3. サーバーの同時接続可能最大セッション数。この最大接続数に達するとこれ以降の接続要求に対する受け入れが拒否されます。
  4. 最大メモリ使用: クラウドサーバーでは、各セッションが使用できるメモリの最大容量を制限できます。 この最大メモリ使用に達すると、セッションが終了したり、新しいメモリ割り当て要求が拒否されたりする場合があります。
  5. セキュリティ制限: クラウドサーバで、特定のセッションへのアクセス権を制限したり、特定のセッションに対して特定の操作を実行できないようにしたりするようなセキュリティポリシーを施行できる。

これらの制限は、クラウドサーバーのOS、ネットワーク機器、アプリケーションの設定により実行できます。制限や設定方法は、クラウドサービスプロバイダー、サーバーOS、アプリケーションによって異なる場合があります。

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