「戻る」機能を無効にする

window.history.forward(1)を使用すると、履歴上の次のページに移動します。このメソッドのパラメータには、移動するページ数を表す正の整数を使用できます。

ただし、window.history.forward(1)メソッドには制限があり、ブラウザの履歴に次のページが存在するときのみ機能します。現在のページが履歴の最後にある場合は、つまり次のページが利用できない場合は、メソッドを呼び出しても効果はありません。

window.history.forward(1)メソッドは、ユーザーが前のページに戻るのを直接阻止するわけではないことに注意してください。次のページが存在する場合にのみ先に進もうとし、次のページがなければ何も行いません。ユーザーが前のページに戻るのを完全に阻止するには、window.history.replaceState()メソッドなどを使用して現在のページのURLを変更し、ユーザーを別のページにリダイレクトする必要があります。

ウィンドウ上に次のページが存在する場合のみwindow.history.forward(1)メソッドは前進を試行し、ユーザーが前のページに戻ることを直接阻止することはできません。完全に後戻り機能を阻止したい場合は、他のメソッドを使う必要があります。