Java では構造体ではなく、クラスを使用します。
Java には直接的な構造体 (Struct) の概念はありませんが、クラスを定義することで同様の機能を実現できます。以下は、構造体の代わりとしてクラスを定義して使用する例です。
public class MyStruct {
public int id;
public String name;
public double score;
public MyStruct(int id, String name, double score) {
this.id = id;
this.name = name;
this.score = score;
}
public static void main(String[] args) {
MyStruct student = new MyStruct(1, "John", 90.5);
System.out.println("ID: " + student.id);
System.out.println("Name: " + student.name);
System.out.println("Score: " + student.score);
}
}
この例では、MyStruct クラスは、id、name、および score の 3 つのフィールドと、これらのフィールドを初期化するコンストラクターを持っています。
Mainメソッドでは、MyStructオブジェクトを作成し、値を指定して初期化しています。そして、オブジェクトのフィールドにアクセスすることでデータの取得や修正を行うことができます。この例では、フィールドの値を単純に出力しています。
Javaではクラスは参照型なので、クラスのオブジェクトを作成すると、ヒープメモリー上に領域が確保され、そのメモリーの参照が返されることに注意。そのため、クラスの参照を用いて、オブジェクトのフィールドへアクセスしたり、変更したりすることができる。