ASP.NET SQLServerモジュールセッション状態を格納する
ASP.NET では、SQL Server ストア プロバイダーを使用して、セッション状態を保存できます。SQL Server ストア プロバイダーを使用してセッション状態を保存するには、Web.config ファイルで構成する必要があります。
SQL Serverモードでセッション状態を格納するための設定手順を以下に示します。
- Web.configファイルを開き、ノードを探します。
- ノード内には以下の設定セクションを挿入します:
<sessionState mode="SQLServer" sqlConnectionString="Data Source=YourSqlServer;Initial Catalog=YourDatabase;User ID=YourUsername;Password=YourPassword" cookieless="false" timeout="20" />
上部の設定セクションはサーバー名(Data Source)、データベース名(Initial Catalog)、ユーザー名(User ID)、パスワード(Password )も含めた SQL Server インスタンスの接続文字列を指定する必要があります。貴方の SQL Server インスタンスに合わせて修正してください。
Cookieレス属性でCookieレスモードの使用可否を指定したり、タイムアウト属性でセッションのタイムアウト時間(分)を指定したり、といった他のプロパティも調整できます。
- Web.configファイルを保存して閉じる
ASP.NETセッションステートがSQL Serverを使用するように変更されました。 これは、セッションデータが既定のメモリ格納ではなく、SQL Serverデータベースに格納されることを意味します。