MySQLビューに列を追加する方法
MySQLではビューに対して以下の方法で列を追加できます。
- ALTER VIEW文:ALTER VIEW文により、ビューの定義(フィールドの追加など)を変更できます。構文は次のとおりです。
ALTER VIEW view_name AS
SELECT column1, column2, new_column
FROM table_name;
上の構文で、view_nameはビュー名、column1、column2は既存の列、new_columnは追加する新しい列、table_nameはビューの基になっているテーブルの名前です。
- CREATE VIEW文: CREATE VIEW文を使って、 ビューを再作成して、新しい定義でフィールドを追加することができます。構文は以下のとおりです。
CREATE VIEW view_name AS
SELECT column1, column2, new_column
FROM table_name;
上記の構文では、view_name はビュー名、column1 と column2 は既存のカラム、new_column は追加する新しいカラム、table_name はビューの基盤となっているテーブル名です。
なお、上記の2つの方法はビューを再定義するため、それまでのビューの定義が無効になります。既存のビューの定義を保持したままフィールドを追加したい場合は、次の方法を使用できます。
- 元のビューの定義に基づいて、新しいビューを作成し、新しい定義にフィールドを追加します。構文は次のとおりです。
CREATE VIEW new_view_name AS
SELECT column1, column2, new_column
FROM view_name;
上記の構文では、new_view_name が新しいビューの名前、column1、column2 が元のビューのフィールド、new_column が追加する新しいフィールド、view_name が元のビューの名前です。
- 一時テーブルを使う:元ビューのデータを一時テーブルに挿入する一時テーブルを作成し、一時テーブルにフィールドを追加します。次に、一時テーブルのデータに基づいて新しいビューを作成します。具体的な手順は次のとおりです。
一時テーブルを作成し、データを追加する:
CREATE TEMPORARY TABLE temp_table
SELECT column1, column2
FROM view_name;
b. 仮表にフィールドを追加する:
ALTER TABLE temp_table
ADD new_column datatype;
上でいう文法では、new_columnは追加する新しいカラムの名前、datatypeは追加する新しいカラムのデータ型を指します。
c. 新しいビューを作成する
CREATE VIEW new_view_name AS
SELECT column1, column2, new_column
FROM temp_table;
上記の構文において、new_view_name は新規ビュー名、column1 と column2 は元のビューの項目、new_column は追加する新規項目、temp_table は一時テーブル名です。
MySQL でビューにフィールドを追加する方法にはいくつかあります。具体的には使用する方法は、その状況やニーズに応じて異なります。