CentOS 7でIPアドレスの変更が反映されない原因は何ですか?
CentOS 7でIPアドレスの変更が無効になる可能性として、次のようなものが考えられます。
- IPアドレス変更後、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0など、関連するネットワーク設定ファイルの反映が適切に行われているか確認します(eth0はネットワークインターフェース名)。IPアドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクなどの設定が正しく、エラーがないことを確認します。
- IPアドレスを変更したら、変更内容を反映させるためにネットワークサービスを再起動する必要があります。ネットワークサービスを再起動するには、「systemctl restart network」または「service network restart」コマンドを使用します。ネットワークサービスを再起動しないと、新しいIPアドレスは有効になりません。
- ネットワークインターフェースに対して、複数のネットワーク設定ファイルやネットワーク管理ツールから同時に設定が行われていると、IPアドレスの変更が無効になる場合があります。余分な構成ファイルを削除するか、同一のネットワーク管理ツールで構成するようにしてください。
- ファイアーウォールの設定:システム上でファイアーウォールが有効になっている場合、新しいIPアドレスの通信をブロックしてしまう可能性があります。ファイアーウォール設定で新しいIPアドレスの通過を許可する必要があります。systemctl stop firewalldまたはservice firewalld stopコマンドを使用して、テスト用にファイアウォールを停止できます。
- DNS解析の問題:IPアドレスを変更した後にインターネットにアクセスできない場合、DNS解析に問題がある可能性があります。/etc/resolv.confファイルを変更して、正しいDNSサーバーアドレスを追加してみてください。
- ネットワークハードウェアの問題:IPアドレス変更後、正常通信できないのは、ハードウェアの故障、ネットワーク回線の不具合、スイッチの設定ミスなどが考えられます。ネットワーク環境とハードウェア機器を確認して、正常に動作するか確認する必要があります。
CentOS7でIPアドレスの変更が反映されない場合、考えられる原因の一部と具体的な状況に応じたデバッグ方法を以下に示します。