C言語でのfopen関数の使い方は何ですか。
C言語では、fopen関数はファイルを開いて、そのファイルへのファイルポインタを返すために使用されます。fopen関数のプロトタイプは以下の通りです:
FILE *fopen(const char *filename, const char *mode);
filenameには、開くファイルのパスとファイル名が含まれ、modeはファイルの開き方を指定します。一般的なファイルの開き方には、以下が含まれます:
- 「r」:読み込み専用モードで、ファイルは存在している必要があり、存在しない場合はNULLが返されます。
- “w”:ファイルが存在しない場合は新しいファイルを作成し、ファイルが既に存在する場合はファイルを0バイトに切り詰めします。
- 「a」モードは、ファイルが存在しない場合は新しいファイルが作成され、書き込みはファイルの末尾から行われます。
- 「r+」:存在しているファイル、読み書きモード、読み取りと書き込みが許可される。
- “w+”:ファイルが存在しない場合は新しいファイルを作成し、ファイルが存在する場合はファイルを0バイトに切り取る読み書きモード。
- “a+”:ファイルの読み書きモードで、ファイルが存在しない場合は新しいファイルを作成し、書き込む時にファイルの末尾から始まります。
サンプルコード:
#include <stdio.h>
int main() {
FILE *file = fopen("example.txt", "w");
if (file == NULL) {
printf("File open error\n");
return 1;
}
fprintf(file, "Hello, World!");
fclose(file);
return 0;
}
以上のサンプルコードでは、”example.txt”というファイルを開き、書き込みモード(”w”)で開き、そして”Hello, World!”という内容をファイルに書き込んだ後、ファイルを閉じました。