C++関数ゼロメモリの使用方法
C++ 関数の ZeroMemory() は Windows API の関数で、メモリアクセスポインタが指す範囲の全バイトをゼロに設定することを目的とした関数です。
ZeroMemory関数のプロトタイプは次のとおりです。
VOID ZeroMemory(
PVOID Destination,
SIZE_T Length
);
デスティネーションパラメータは、ゼロクリアするメモリ領域を指すポインタであり、Lengthパラメータはゼロクリアするバイト数です。
ZeroMemory()関数の使い方は極めて簡単で、ゼロ初期化したいメモリ領域のポインタとバイト数を関数に渡すだけです。たとえば、
int main() {
int array[10];
ZeroMemory(array, sizeof(array));
return 0;
}
配列arrayのすべての要素は10の整数で、すべてゼロに設定されました。
WindowsプラットフォームでのみZeroMemory()関数が使用できることに注意してください。他のプラットフォームで使用すると、コンパイルエラーが発生する可能性があります。クロスプラットフォーム開発では、標準ライブラリのmemset()関数など、他の方法を使用してメモリをゼロにすることができます。