C++におけるunsignedの使い方は何ですか。
C++で、unsignedは符号なし整数型の変数を宣言するためのデータ型修飾子です。unsignedキーワードは、負の数を含まず、非負の整数のみを含む符号なし整数型の変数を定義するために使用されます。
unsignedで修飾された整数型は、unsigned char、unsigned short、unsigned int、unsigned longなどがあります。これらの型の取りうる値の範囲は0から2のn乗-1までであり、ここでnはその型が占めるビット数です。
unsigned型を使用することにより、メモリスペースを節約することができます。符号ビットにスペースを確保する必要がないためです。unsigned型は、負の数を表現できないデータ(例えば、配列のインデックス、ループのカウントなど)を主に表すために使用されます。unsigned整数型を使用する際には、オーバーフローが発生しないように注意する必要があります。なぜなら、unsigned整数型は負の数をサポートしていないからです。