CentOSクラウドホストの共有ハードディスクをどのように設定しますか?
CentOSクラウドホスティングで共有ハードディスクを設定するには、以下の手順を実行します。
- 必ず、ご使用のクラウドインスタンスにCentOSオペレーティングシステムがインストールされ、動作していることを確認してください。
- クラウドホストにHDDをマウントしているかどうかを確認する場合は、次のコマンドを実行してマウントしているHDDのリストを表示できます:
df -h
ハードディスクが既にマウント済みであれば、ファイルシステム、マウントポイントのいずれかを表示できるリストが返されます。
- 共有ディレクトリとしてディレクトリを作成できます。次のコマンドを実行してディレクトリを作成できます:
sudo mkdir /mnt/shared
ルートディレクトリに「shared」という名前のディレクトリを作成します。
- 共有ハードディスクを共有ディレクトリにマウントします。次のコマンドを実行してハードディスクをマウントできます。
sudo mount /dev/sdb1 /mnt/shared
ここでいう「/dev/sdb1」はあなたのハードディスク装置名で、「/mnt/shared」はあなたがあらかじめ作成した共有ディレクトリです。
- 自動マウントを設定する。クラウドホストを起動するたびに共有ハードディスクを自動的にマウントしたい場合は、「/etc/fstab」ファイルを編集し、次のような行を追加できます。
/dev/sdb1 /mnt/shared ext4 defaults 0 0
システムは既定のパラメーターを使用して共有ハードディスクを「/mnt/shared」ディレクトリにマウントし、起動の度に自動マウントします。
- コンピュータの再起動は済みましたか。以上の設定を行ったあと、コンピューターを再起動し、設定を行います。
CentOSクラウドホストに共有ハードディスクが正常に構成されました。共有ハードディスクのファイルとディレクトリには”/mnt/shared”ディレクトリでアクセスして利用できます。