CentOSにファイアウォールルールを追加する方法
CentOSでファイアウォールルールを追加するには、firewalldコマンドまたはiptablesコマンドを使用できます。以下に、両方の方法を使用して追加する方法を示します。
**firewalldコマンドを使用したファイアウォールルール追加**
1. firewalldサービスが動作していることを確認する: `systemctl status firewalld`
2. 動作していない場合、firewalldサービスを開始する: `systemctl start firewalld`
3. 現在有効なファイアウォールルールを表示する: `firewall-cmd –list-all`
4. ファイアウォールルールを追加する(例: SSH接続を許可する): `firewall-cmd –zone=public –add-service=ssh –permanent`
5. ファイアウォールルールを再読み込みする: `firewall-cmd –reload`
6. 更新されたファイアウォールルールを表示する: `firewall-cmd –list-all`
**iptablesコマンドを使用したファイアウォールルール追加**
1. iptablesサービスが動作していることを確認する: `systemctl status iptables`
2. 動作していない場合、iptablesサービスを開始する: `systemctl start iptables`
3. 現在有効なファイアウォールルールを表示する: `iptables -L`
4. ファイアウォールルールを追加する(例: SSH接続を許可する): `iptables -A INPUT -p tcp –dport 22 -j ACCEPT`
5. 更新されたファイアウォールルールを保存する: `service iptables save`
6. ファイアウォールルールを再読み込みする: `service iptables restart`
7. 更新されたファイアウォールルールを表示する: `iptables -L`
**注:** CentOS 7以降では、firewalldによるファイアウォールルールの管理が推奨されています。CentOS 6以前では、iptablesによるファイアウォールルールの管理が一般的です。