FFmpegをネイティブにインストールして使用する方法
FFmpegのインストールは次の手順に従って行われます。
- 公式のウェブサイト(https://ffmpeg.org/)から、FFmpegの最新版をダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを解凍すると、必要なファイルすべてが入ったフォルダが作成されます。
- コマンドラインツール(WindowsのコマンドプロンプトやMacのターミナルなど)を開きます。
- コマンドcdを使用して解凍後のFFmpegフォルダのパスに移動する。
- FFmpegをコンパイルしてインストールするには、以下のコマンドを入力してください。
./configure
make
sudo make install
- コンパイルとインストールが終わるまでお待ちください。これには時間がかかる場合があります。
- FFmpegをインストールしたら、様々な音響・映像処理操作が使用できます。以下は、FFmpegのコマンドの一般的な例です。
- 動画のフォーマットを変換する:
ffmpeg -i input.mp4 output.avi
- 動画のサイズを調整する:
ffmpeg -i input.mp4 -vf "scale=640:480" output.mp4
- 動画のトリミング
ffmpeg -i input.mp4 -ss 00:00:10 -t 00:00:30 -c copy output.mp4
- オーディオを抽出する
ffmpeg -i input.mp4 -vn -acodec copy output.mp3
- 音声と映像をマージする:
ffmpeg -i input.mp4 -i input.mp3 -c:v copy -c:a copy output.mp4
これはFFmpegの機能とコマンドのほんの一部であり、他にも多くの複雑な映像音響処理タスクを実行できます。より詳細なコマンドと使用法はFFmpegの公式サイト(https://ffmpeg.org/documentation.html)で確認できます。