Informixでよく使われる関数は?
インフォミックスデータベースには、データ処理やさまざまな操作を実行するための、便利でよく使用される関数が数多く用意されています。以下に、インフォミックス関数の例をいくつか紹介します。
- 文字列関数
- LENGTH: 文字列の長さを返します。
- SUBSTRING: 文字列から部分文字列を返します。
- CONCAT:複数の文字列を結合する。
- 小文字に変換します。
- アッパー:文字列を大文字に変換します。
- TRIM: 文字列の両端の空白を削除します。
- 数値関数
- ABS:数の絶対値を返します。
- CEIL:指定した数以上の最小の整数に丸める。
- FLOOR:指定数以下最大の整数に丸めます。
- ROUND: 指定した小数点以下に丸める
- 2つの数値の剰余を返します。
- 日付と時刻の関数
- 現在の日時を返します。
- DATE:日付/時刻/日時文字列から日付部分を取り出す
- TIME: 日時/時刻/日時時刻の文字列から、時刻部分のみを抽出します。
- MONTH:日付から月を抽出する。
- YEAR: 日付から年を抽出します。
- 集約関数
- SUM:数値の列の合計を計算します。
- AVG : 数値列の平均値を計算します。
- MAX: 数値列から最大値を返します。
- MIN:数値型の列の最小値を返します。
- COUNT:行数や非空白の値の数を数えます。
- 条件付き関数
- 条件に応じてさまざまな値を返す。
- COALESCE: 空でない最初の式の値を返します。
- NULL の場合、第 2 の式の値を返します。
- NULLIF は、2 つの式の値が等しい場合は NULL を返し、それ以外の場合は最初の式の値を返します。
上記操作のほかに、Informixはバイナリデータの操作、XMLの取り扱い、テキスト操作などに利用できるその他にも多くの関数を用意しています。より詳細な関数一覧とその使用方法については、Informixの公式ドキュメントをご参照ください。