Linuxでハードディスクの使用状況を確認する方法
Linuxシステム環境でHDDの使用状況を確認するには、次のコマンドを使用します。
- dfコマンド:ファイルシステムのディスク使用状況を表示する。
df -h
コマンドは、使用済みボリューム、使用可能な空き容量、マウントポイントなどの情報を、人間に読み込み可能な形式で表示する。
- duコマンド : ファイルやディレクトリのディスク使用量の見積もり
du -sh /path/to/directory
指定したディレクトリーのディスク使用量を、人間が読める形式で表示するコマンドです。
- fdiskコマンド:ディスクパーティションテーブルを表示・変更する
fdisk -l
このコマンドは、システム上に存在するディスクパーティションに関する情報を表示します。この情報には、ディスクデバイス名、パーティションタイプ、パーティションサイズなどが含まれます。
- fdisk コマンドと同様で、ディスクパーティションテーブルを表示・変更する gdisk コマンド(GUID パーティションテーブル向け)
gdisk -l /dev/sda
このコマンドでは/dev/sdaディスクのパーティションに関する情報を表示します。
- smartctlコマンド:SMART情報の監視および診断に使用します。
smartctl -a /dev/sda
このコマンドは/dev/sdaディスクのSMART情報を表示します。SMART情報にはディスクの健全性、温度、エラーカウントなどが含まれます。
Linuxシステムのハードディスク使用状況を確認できる一般的なコマンドをいくつかご紹介します。それぞれの使用法やオプションはmanコマンドでマニュアルページを確認してください。