Linux環境でローカルYumリポジトリを設定する方法
Linuxシステムにローカルのyumを設定するには、以下の手順に従います。
- ターミナルを開き、rootユーザーとしてログインします。
- テキストエディタ(viやnanoなど)で、通常/etc/yum.confや/etc/yum.repos.d/に置かれているyumの設定ファイルを開きます。デフォルトの設定ファイルを編集するか、新しく作成します。
- 設定ファイルで、以下オプションを追加または変更して、ローカル yum を構成可能です。
- baseurl:ローカルyumリポジトリのURLアドレスを指定します。例えば、ローカルリポジトリが/var/www/html/yum/ディレクトリ以下にある場合、baseurl=file:///var/www/html/yum/と設定することができます。
- 有効: このレポジトリを有効にする場合は1に、無効にする場合は0に設定します。
- gpgcheck: GPGチェックを有効化するには1に設定し、無効化するには0を設定します。ローカルリポジトリにGPG署名ファイルがない場合は、このオプションを0に設定することをお勧めします。
- 設定ファイルを保存して閉じます。
- Yumキャッシュをクリアするにはyumコマンドのclean allを実行する。
- yum makecacheコマンドを実行してyumキャッシュを再作成します。
ローカル yum リポジトリの設定が完了しました。yum install コマンドを使用してパッケージをインストールすると、ローカルリポジトリからインストールされます。