log4jでログサイズの制限を設定する方法
ログにRollingFileAppenderを使用すると、ログファイルのサイズを制限できます。RollingFileAppenderはログをファイルに自動的に書き込み、そのサイズが一定の閾値に達するとログを格納する新しいファイルが自動的に作成されます。
mylog.logという名前のファイルにログを書き込み、ファイルのサイズが3メガバイトを超えると新しいファイルが自動的に作成される構成ファイルの例を次に示します。
<appender name="RollingFileAppender" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">
<param name="File" value="mylog.log" />
<param name="MaxFileSize" value="3MB" />
<param name="MaxBackupIndex" value="10" />
<layout class="org.apache.log4j.PatternLayout">
<param name="ConversionPattern" value="%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} %-5p %c{1}:%L - %m%n" />
</layout>
</appender>
上記構成では、MaxFileSizeパラメーターはログファイルの最大サイズを指定しています。ログファイルのサイズがこのしきい値に達すると、自動的に新しいファイルが作成されます。MaxBackupIndexパラメーターは保持するログファイルの数を指定しています。この例では、最大10個のログファイルが保持されます。
RollingFileAppenderの他に、DailyRollingFileAppenderのように日付でログファイルを分割するなど、ログサイズを制限するために使用できる他のタイプのAppenderがあります。最適な選択は、要件と実際の状況によって異なります。