ModifyStyle関数の使い方
ModifyStyle 関数を使用して、コントロールのスタイルを変更します。ModifyStyle 関数を使用して、コントロールのフォント、背景色、枠線などのスタイル属性を変更できます。ModifyStyle 関数の使い方は次のとおりです。
スタイルを変更する
DWORD dw削除
DWORD dwAdd,
UINT nFlags = 0;
生まれながらにしての才能がものをいうジャンル
パラメータの説明
- 削除するスタイル値(ビットフラグで表現)
- dwAdd:ビットフラグを使用して示される、追加するスタイル値。
- nFlags:スタイルの変更方法を指定するためのフラグ。
戻り値:
- スタイルの変更が成功すれば非ゼロ値を返し、そうでなければゼロを返す。
ModifyStyle 関数を使用する場合、スタイル値はビットフラグで指定されます。複数のスタイル値は OR 演算子 (|) で組み合わせることが可能です。たとえば、コントロールのボーダーを固定シングルボーダーとへこみ効果にする場合は、次のように記述します。
CButton* pButton = static_cast<CButton*>(GetDlgItem(IDC_BUTTON1));
pButton->ModifyStyle(0, BS_FIXED_SINGLE | BS_DEFPUSHBUTTON);
最初のコードでは、まず関数「GetDlgItem」を使用してIDが「IDC_BUTTON1」のボタンコントロールのポインタを取得し、強制的にCButtonポインタ型に変換します。次に、「ModifyStyle」関数を呼び出し、「dwRemove」パラメータを0に設定してスタイル値を削除しないようにします。「dwAdd」パラメータには、ビット和演算子を使用して連結された「BS_FIXED_SINGLE」と「BS_DEFPUSHBUTTON」が設定され、この2つのスタイル値を追加するように指定します。最後のパラメータ「nFlags」は0に設定され、既定のスタイル変更方法を使用することを示します。
ModifyStyle関数を呼び出すことで、ボタンのスタイルを固定単一枠線と凹みに変更できます。