OracleのインポートでDMPテーブル空間が存在しない場合の対処法

インポート時に表領域が見つからないエラーが発生した場合は、次の手順で解決できます。

  1. Oracleデータベースに正しいユーザー名とパスワードでログインして、dmpファイルをインポートするときに使用するユーザー名とパスワードが正しいことを確認してください。
  2. インポートするファイルの表領域情報を照会するには、以下のコマンドを使用します。
impdp username/password@connect_string directory=dump_dir dumpfile=dump_file.dmp logfile=impdp.log sqlfile=impdp.sql

なお、username/password@connect_stringはデータベースにログインするユーザー名、パスワード、接続文字列、directoryは出力ファイルのディレクトリ、dumpfileは出力ファイル名、logfileはインポートのログファイルのパス、sqlfileは生成するSQLファイルのパスである。生成するSQLファイルには、インポートするファイルに含まれる表領域の情報が表示される。

  1. Oracleデータベースに管理者権限でログインし、生成されたSQLファイルを実行して、失われた表領域を作成します。SQLファイルをを実行するには次のコマンドを使用できます。
sqlplus username/password@connect_string @impdp.sql

username/password@connect_string は、データベースにログインするためのユーザー名、パスワード、接続文字列で、impdp.sql は生成された SQL ファイル名です。

  1. 表領域が存在することを確認してから、DMPファイルを再インポートします。再インポートには次のコマンドを使用できます。
impdp username/password@connect_string directory=dump_dir dumpfile=dump_file.dmp logfile=impdp.log

ここで、username/password@connect_stringはデータベースログイン用のユーザー名、パスワード、接続文字列、directoryはエクスポートするファイルのディレクトリ、dumpfileはエクスポートファイルのファイル名、logfileはインポートログファイルのパスです。

上記の手順で、表領域が存在しないという問題でDMPファイルをインポートする際に発生する問題解決に成功するでしょう。

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