Pycharmの各エリアの機能

PyCharmは、開発プロセスにおけるさまざまなニーズに対応するために複数の領域を提供するPython開発環境です。以下に、PyCharmの各領域の役割を示します。

  1. 主にコードの作成・修正をおこなうエリアです。このエリアでは、コードの編集、構文ハイライトの表示、コードの実行、デバッグなどが行えます。
  2. ナビゲーションバー(Navigation Bar):編集領域の最上部にあり、現在のファイル名やファイルの切り替え、検索と置換といった、ナビゲーションと操作ボタンがあります。
  3. 左側の編集領域の[プロジェクトツールウィンドウ]は、プロジェクトファイルやフォルダ構成をデフォルトで表示します。そのウィンドウを使用して、プロジェクトファイルの参照と管理を実行およびデバッグ設定などの実行を行います。
  4. バージョンコントロールツールウィンドウはエディターエリアの下部に配置され、既定では Git または SVN などのバージョンコントロールシステムとの統合情報を表示しています。
  5. ランウィンドウ(実行ウィンドウ):エディタ領域の下部にあり、デフォルトではコードの実行結果を表示します。このウィンドウではプログラムの出力、デバッグ情報などを確認できます。
  6. デバッグウィンドウ(Debug Window):エディタ領域の下部に位置し、デフォルトでは断点や変数値などのデバッグ関連の情報が表示されます。
  7. 構造ウィンドウ:エディター右側に位置し、デフォルトで現在ファイルの構造(クラス、関数、変数など)を表示します。このウィンドウを使用すると、コード内の位置を素早くナビゲートして見つけることができます。
  8. タスクウィンドウ(Tasks Window):エディタ領域の右側にあり、コード内のタスク(TODO、FIXME など)をデフォルトで表示します。このウィンドウを使用して、コード内のタスクを追跡・管理できます。
  9. 画面の一番下にあるターミナルウィンドウには、デフォルトでコマンドラインターミナルが表示され、そこでコマンドを実行したり、スクリプトを実行したりできます。

PyCharm の各領域の主な役割は上記の通りなので、必要に応じて配置や表示方法を自由に調整できます。

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