Python環境変数の設定方法
Python環境変数を設定する手順は次のとおりです。
- Pythonの公式サイト(https://www.python.org/)からOSに合わせたPythonインストーラーをダウンロードし、インストールウィザードに従ってインストールします。
- Pythonのインストールパスを見つける: インストール完了後、Pythonのインストールパスを見つけます。Windowsでは既定のインストールパスは「C:\Pythonxx」であり、「xx」はPythonのバージョン番号です。
- 環境変数の設定:Pythonをインストールしたパスをシステムの環境変数に追加することで、どこからでもPythonにアクセスできます。以下に、WindowsとLinux/Macの各オペレーティングシステムでの具体的な設定手順を示します。
- Windows:
- 「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
- 左のパネルから「詳細システム設定」を選択する。
- 表示されたダイアログで、「環境変数」ボタンを押します。
- システム変数のリストから「Path」という名前の変数を探して、ダブルクリックして開きます。
- Pythonのインストールパスを環境変数の末尾に追加し、セミコロンで複数のパスを区切る。
- 「確認」をクリックして変更を保存します。
- Linux/Mac:
- ターミナルを開く。
- ターミナルの設定ファイル名に応じて、「.bashrc」または「.bash_profile」ファイルを編集する(使用しているユーザーのホームディレクトリ以下にある)ことで設定可能である。
- 行をファイルの末尾に追加して、Python のインストールパスを実際のパスに置き換える:
- export PATH=”/usr/local/bin:${PATH}”
- ファイルを保存してターミナルを閉じます。
- ターミナルの新しいウィンドウを開くか、再起動して変更を適用します。
- ターミナルやコマンドプロンプトに「python」と入力し、Pythonのバージョン情報が表示されたら、環境変数の設定が成功しています。
注意:Pythonのバージョンが複数インストールされている場合は、追加するパスが適切なバージョンのインストールパスであることを確認してください。