Redisでキャッシュの有効期限を設定する方法
EXPIRE コマンドで Redis のキャッシュに有効期限を設定できます。キャッシュに有効期限を設定する手順を次に示します。
- EXPIREコマンドを利用してキャッシュの有効期限の設定を行います。コマンドの構文は以下のとおりです。
EXPIRE key seconds
keyは期限切れ時間に設定したいキャッシュの名前で、secondsは期限切れになるまでのキャッシュの期限を秒単位で設定します。
例えば、mykeyという キャッシュ に60秒の有効期限を設定したい場合は、次のコマンドを使用できます。
EXPIRE mykey 60
- TTLコマンドを使用すると、キャッシュの残存有効期間を取得できます。構文は次のとおりです。
TTL key
ここで key は、あなたがキャッシュから取得する必要がある残存する有効期限の鍵名です。
例えば、mykey というキャッシュの残りの有効期限を取得したい場合は、次のコマンドを使用します。
TTL mykey
返り値が-1の場合、キャッシュには有効期限が設定されていません。-2の場合、キャッシュは期限切れです。
ご留意ください。
- SET key value EX secondsコマンドを使用することで、設定した有効期限の後に自動で削除されるキャッシュを設定できます。
- キャッシュが期限切れになっても即座にメモリから削除されるのではなく、Redis のバックグラウンドスレッドで削除処理が行われます。そのため、キャッシュの期限切れ後も一定時間であれば、GET コマンドでキャッシュの値を取得できます。