vpsでのパケットキャプチャ方法
ダイヤルアップVPSのパケットキャプチャを行う方法にはいくつかあります。以下はそのうちの一般的な方法です。
- Wiresharkを利用:WiresharkをローカルPCへインストールし、VPSへSSHリモートログインします。その後、VPSにてtcpdumpまたはtsharkコマンドでパケットキャプチャを実施し、ローカルPCへキャプチャしたデータファイルをエクスポートします。そのファイルをWiresharkで解析します。
- tcpdumpでパケットキャプチャをしていく手順は以下の通りです。VPS上でtcpdumpコマンドを実行し、キャプチャしたデータストリームをファイルに保存します。そしてSCPやSFTPなどのツールを使って、キャプチャファイルをローカルコンピューターにダウンロードします。最後にWiresharkを使って解析していきます。
- PCにFiddlerをインストールし、プロキシサーバーとしてFiddlerを設定します。そして、VPSで Fiddlerを経由して通信を転送してパケットキャプチャするためのプロキシサーバーを設定します。キャプチャされた通信内容をFiddlerで確認・分析します。
- ngrepを使って、VPSにngrepを設置し、ngrepコマンドでパケットキャプチャを実施する。ngrepは指定したフィルタ条件に基づいてネットワークトラフィックをキャプチャし、キャプチャしたデータをプリントアウトする。
いずれの方法でも、VPSにパケットキャプチャツールをインストールし、適切な設定と操作を行う必要があります。