Web.configにおけるカスタムエラー情報の指定
Web.configファイルにcustomErrors要素を使用して、例外情報の処理を設定できます。以下にサンプルの設定を示します。
<configuration>
<system.web>
<customErrors mode=”On” defaultRedirect=”~/ErrorPages/GenericError.aspx”>
<error statusCode=”404″ redirect=”~/ErrorPages/NotFound.aspx” />
<error statusCode=”500″ redirect=”~/ErrorPages/InternalError.aspx” />
</customErrors>
</system.web>
</configuration>
上記例では、customErrors 要素はカスタムエラーページを構成するために使用されます。mode 属性によって、エラー処理モードが指定され、次のオプションに設定できます。
その一つ、
OFF: カスタムエラーページを無効化して詳しいエラーメッセージを表示する(開発環境のみ有効)
: カスタムエラーページがオンのときは、エラーが発生するとデフォルトのエラーページに移動します。
カスタムエラーページは遠隔サーバー上にのみ表示、ローカルアクセス時には詳細エラー情報を表示する
カスタムエラー要素内には、HTTPステータスコードに応じた複数のエラー子要素を追加してエラーページを指定できます。たとえば、上記の例では、404と500ステータスコードに対応するエラーページが定義されます。
defaultRedirect属性は、一致ステータスコードの設定がない場合に使用されるデフォルトのエラーページを指定します。一方、redirect属性は、特定のエラーページパスを指定します。
実際のニーズやプロジェクト構造に合わせて適切に設定してください。