Wordで一時ファイルを作成する手順
Wordでは、VBA(Visual Basic for Applications)というプログラミング言語を利用して一時ファイルを作成できます。以下に、一時ファイルを作成するサンプルコードを示します。1. Wordを開き、Alt + F11を押してVisual Basicエディターを開きます。 2. 左側の「プロジェクトエクスプローラー」ウィンドウで、「マイコンピュータ」をダブルクリックし、「Microsoft Word オブジェクト」をダブルクリックします。 3. 「ThisDocument」をダブルクリックしてコード編集ウィンドウを開きます。 4. コード編集ウィンドウに、次のコードを入力します。“`vbaSub CreateTempFile()
Dim TempFilePath As String
Dim TempFileName As String
Dim TempFile As Object
‘ 一時フォルダのパスを取得する
TempFilePath = Environ(“TEMP”)
‘ 一意の一時ファイル名を生成する
TempFileName = TempFilePath & “\” & Format(Now, “yyyyMMddhhmmss”) & “.docx”
‘ 一時ファイルを作成する
Set TempFile = Documents.Add
‘ 一時ファイルを保存する
TempFile.SaveAs2 TempFileName
‘ 一時ファイルを閉じる
TempFile.Close
‘ オブジェクトを解放する
Set TempFile = Nothing
‘ 一時ファイルを削除する
Kill TempFileNameEnd Sub“`5. Visual Basicエディターを閉じます。 6. Wordのドキュメントで、Alt + F8を押してマクロダイアログを開きます。 7. 「CreateTempFile」マクロを選択し、「実行」ボタンをクリックします。上記のコードを実行すると、システムの一時フォルダに現在の日時で名前が付けられたWordドキュメントが作成され、保存後に自動的に削除されます。必要に応じて、ファイル名や保存先パスを変更できます。