クラウドサーバーでサウンドを設定する方法
クラウドサーバーは、アプリを実行したりデータを保存する仮想サーバーで、通常はサウンドデバイスは含まれず、そのため、初期状態では音は出ません。
クラウドサーバーに音声を設定する必要がある場合は、次の方法を検討できます。
- リモートデスクトップ接続でサウンドを有効にする:リモートデスクトッププロトコルを使用します。リモートデスクトップでクラウドサーバーに接続して、ローカルコンピュータでサウンドを設定します。リモートデスクトップ接続の設定で、音声転送機能を有効にすることができます。
- ストリーミング配信サービスを利用する。音声データをネットワーク経由でクラウドサーバーに流し込み、クラウドサーバー側で再生する。RTMPやHLSなどのストリーミングプロトコルで音声の配信を行い、クラウドサーバー側ではVLCやffmpegなどの対応するプレイヤーで再生を行えばよい。
- クラウド上のサーバーにPulseAudioなどのオーディオサーバーソフトウェアを設置し、オーディオ機器の入出力をクラウドサーバーにひっぱる。ネットワークストリームを用いて音声を伝送することができ、クラウド上で処理をして再生することができる。
クラウドサービスプロバイダーによっては、特定の音声機能が制限または無効になっている場合がありますのでご注意ください。音声の設定の前に、クラウドサービスプロバイダーのドキュメントを確認して、規定や制限事項を確認してください。