モバイルアプリの構築には Dojo Mobile と PhoneGap を使用します。
Dojo MobileはHTML5とJavaScriptによるオープンソースのモバイルアプリ開発フレームワークで、クロスプラットフォームのモバイルアプリを作ることができます。PhoneGapはHTML、CSS、JavaScriptを使用してネイティブモバイルアプリを作成できるモバイルアプリ開発フレームワークです。
モバイルアプリを Dojo Mobile と PhoneGap で構築する手順を次に示します。
- Node.js と npm (Node Package Manager) をインストール
- PhoneGap コマンドラインツールは npm でインストールできます。インストールを行うには、次のコマンドを実行できます。npm install -g phonegap
- PhoneGapの新しいプロジェクトを作成するには、次のコマンドを実行してください: phonegap create myapp。これにより、現在のディレクトリに”myapp”という新しいプロジェクトが作成されます。
- 作成したプロジェクトディレクトリへ移動する: cd myapp
- Dojo Mobileをプロジェクトに追加する。
- 「www/index.html」ファイルを任意のテキストエディタで編集して、アプリケーションのフロントエンド画面を作成します。インターフェースの作成には、Dojo MobileのさまざまなUIコンポーネントを使用できます。
- PhoneGap コマンドラインツールを使用してアプリケーションをビルドします。以下のコマンドを実行するとアプリケーションをビルドできます: phonegap build。これにより、プロジェクトディレクトリで定義した構成に基づいてアプリケーションがビルドされます。
- モバイル端末のシミュレーターや実機でアプリを実行できます。PhoneGapコマンドラインツールを使用して、アプリをシミュレーターや実機で実行できます。次のコマンドを実行してください: phonegap run android（Android端末用）またはphonegap run ios（iOS端末用）
これらの手順に従うことで、Dojo MobileとPhoneGapを使用してモバイルアプリを作成できます。Dojo Mobileの豊富なUIコンポーネントとPhoneGapのネイティブアクセス機能を使用すると、クロスプラットフォームのモバイルアプリを作成できます。
