この記事は、2023年6月に作成したものです。
はじめに
以前から興味があったRustを、日本語のドキュメントをもとに、学習を始めました!
自分の考えをまとめるために、記事を書いていこうと思います。
また、全くの初心者なので、間違っている点などがありましたら、コメントでご指摘お願いします!
環境構築は以前の記事で行っているのでそちらを参照してください!
この記事でできること
Rustを用いて、コンソールにHello, World!と表示します。
環境
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- macOS Monterey == 12.5
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- Docker == 23.0.5
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- Rust == 1.70.0
- Cargo == 1.70.0
Rustファイルの作成
まずは、作業ディレクトリ上に新しくRustファイルを作成しましょう。ファイル名はmian.rsとしています。
作成できたら、実際にRustを書いてみましょう!
fn main() {
println!("Hello, World!");
}
Rustファイルのコンパイル
プログラムが書けたら、次はコンパイルを行います。
コンパイルとは、記述したプログラムを機械が理解できるように、機械語に翻訳することをいいます。
main.rsファイルがあるディレクトリで、以下のコマンドを実行します。
rustc main.rs
すると同じ階層にmianというバイナリファイルが生成されました。
作成したプログラムを実行するには、このバイナリファイルを参照します。
プログラムの実行
以下のコマンドを実行してみると…
./main
無事Hello,World!が出力されました!
プログラムの解説
main関数
まずはmain関数の作り方からです。
fn main() {
}
これでmain関数を作成しています。
RustはC#やJavaなどと同様に、{}内がスコープとなります。
関数とマクロ
次に関数とマクロについてです。
他言語を習得している方には馴染みのある関数ですが、Rustにはマクロといった考え方もあるようです。
ドキュメントを読み進めていないため、違いはわかりませんが、呼び出し方に違いがあるようです。
関数の場合
関数名()
関数の場合は、上のようにすることで呼び出すことができます。
マクロの場合
マクロ名!()
マクロの場合は関数とほとんど変わらないものの、マクロ名の後ろに!をつける必要があります。
今回作成した「Hello,World!」を出力するプログラムでは、println!()を使用しています。
つまりマクロを使用していたということですね。
今回は、ここまでになります。
次回は、変数について書いていこうと思います。
参考記事
- The Rust Programming Language 日本語版