コマンドを数回叩くだけで、RustをWindowsにインストールする方法を紹介します。
もちろん、公式の手順でインストールするのがオススメです。しかし、ビルドツールのセットアップがかなり面倒でした。そこで、次回自分がインストールする時のために手軽な方法をメモしておきます。ここで紹介する手順は下記の通りです。
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- [1] Chocolateyをインストール
[2] Chocolateyでビルドツールをインストール
[3] ChocolateyでRustをインストール
[1] Chocolateyをインストール
ChocolateyとはWindowsのパッケージマネージャーです。このパッケージマネージャーをインストールするために、まず、管理者権限で、PowerShellを起動します。管理者権限が大切です。
こちらChocolateyのページにあるインストールスクリプトをコピーして、PowerShell上で実行します。Chocolateyがインストールできたら、準備完了です。
[2] Chocolateyでビルドツールをインストール
以下のコマンドを実行して、ビルドツールをインストールします。
choco install visualstudio2019buildtools
[3] ChocolateyでRustをインストール
続いて、Rustをインストールします。
choco install rust
以上で完了です。
インストールが成功しているか確認する
この時点で、Rustのビルドツール&パッケージマネージャーのCargoが使えるようになっているはずです。以下のコマンドを実行してみましょう。
cargo
参考まで
なお、Rustの本を書きました。良かったら見てみてください。