はじめに
Jupyter notebook ご存知ですか? 知ってますよね?
そう、機械学習やらPython周りのイケてるエンジニアが使っているアレです。
自分は全く知りませんでした
周りのエンジニアとの会話で、「MLとかPythonとか経験値なさすぎて危機感持ってる」的な話の流れで、courseraとか、Jupyter notebookのことを教えてもらいました。
ということで、今回は自分と同じような、「Jupyter notebook is 何?」な方へ、Jupyter notebookについての概要説明から、インストール、ノートブックを動かしてみるところまでの一連の流れを紹介します。
この記事が、自分のような初学者の方のお役に立てば幸いです。
Jupyter notebook is 何 ??
Jupyter
Jupyterプロジェクトとは、複数の言語にまたがって対話的な処理実行を実現するためのサービスやOSSを開発するためのプロジェクトです。
上記の図からわかるとおり、Jupyter notebookは、そのJupyterプロジェクトの中の1つになります。
Jupyter notebook
では、Jupyter notebookとは何かと言うと、OSSのWebアプリケーションです。
https://github.com/jupyter/notebook
https://jupyter-notebook.readthedocs.io/en/stable/
ドキュメントは、数十の言語をサポートし、簡単に他の人とシェアすることが可能です。
また、企業や研究開発などでは、jupyterhubを使って複数人でノートブックを利用することもできます。
インストールしてみる
Anacondaとは、データサイエンスをするための便利機能がまるっとPythonごと入っているディストリビューションです。ここに、Jupyter notebookも含まれています。
こいつをご自身の環境に合わせてダウンロードして使うのが、もっとも簡単でお手軽でしょう。
自分は、Macなのでここからダウンロードしました。
また、Python3系とPython2系のAnacondaがあるのですが、今後を考えてPython3系のものを入れておきましょう。
ダウンロードしたpkgからインストーラーを起動してインストールします。インストールには5分くらい時間がかかりましたが、これでまるっと環境が整いました!
Notebookサーバーを立ち上げる
Terminal やiTerm2などを開いて、コマンドを実行します。
$ jupyter notebook
すると、localhostでNotebookサーバー(Webアプリケーション)が立ち上がり、Notebookダッシュボード(次のような画面)が表示されたらOKです
Notebookを作る
まとめ
いかがでしたでしょうか? Jupyter notebookについて一通りの流れを紹介しました。
ここまでの説明では、まだまだJupyter notebookの入り口にたったに過ぎませんが、きっと Jupyter notebook についての抵抗は少し減ったかと思います。
知識も必要ですが、継続的に手を動かすことがすごく重要なので、インタラクティブな Jupyter notebook はそういった意味ではとても優れていると感じました。
あとは、実際にどれだけ頭と手を動かせるかですね。
一緒にがんばりましょうー