概要

JupyterNotebook上でF#を実行するまでの手順を記す。

Motivation

Domain Modeling Made Functionalを読んでいて、F#の実行をさくりとやってみたい、かつ、その様子を記録しておきたいと思ったためJupyterNotebookでF#を動かしてみたいと思ったため。

手順

前提

    • 環境はmacOS Monterey(12.2.1)

 

    pip3は入っている

Jupyter Notebook インストール

この手順に従う。

下記コマンド実行でJupyter Notebookのインストールができる。

pip3 install notebook

下記コマンド実行でさっくりとJupyter Notebookが立ち上がることが確認できる。

jupyter notebook
スクリーンショット 2022-02-26 11.28.13.png

Jupyter Notebook でF#を使えるようにする

この手順に従う。

.NETをインストール

uname -mでアーキテクチャを確認して、ダウンロードページからSDKのインストーラを落とす。

スクリーンショット 2022-02-26 11.48.19.png

インストーラ実行したら、dotnet –versionでインストールできたことを確認する。

dotnet interactiveをインストール

下記コマンドを実行して、dotnet interactiveをインストールする。

dotnet tool install -g Microsoft.dotnet-interactive

.NETのカーネルをインストール

下記コマンドを実行する。

dotnet interactive jupyter install

正常にインストールできたら、下記のようにJupyter Notebookで管理しているカーネルが増えていることが確認できる。

[nannany@nannanynoMBP reading_memo (master *%=)]$ jupyter kernelspec list 
Available kernels:
  .net-csharp        /Users/nannany/Library/Jupyter/kernels/.net-csharp
  .net-fsharp        /Users/nannany/Library/Jupyter/kernels/.net-fsharp
  .net-powershell    /Users/nannany/Library/Jupyter/kernels/.net-powershell
  python3            /usr/local/share/jupyter/kernels/python3

Jupyter Notebookで確認

再びjupyter notebookコマンドでJupyter Notebookを立ち上げると、下記のようにC#、F#、PowerShellが選択できるようになっている。

スクリーンショット 2022-02-26 11.59.06.png

簡易なスクリプトを動かせることも確認できた。

スクリーンショット 2022-02-26 12.06.16.png
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