概要
JupyterNotebook上でF#を実行するまでの手順を記す。
Motivation
Domain Modeling Made Functionalを読んでいて、F#の実行をさくりとやってみたい、かつ、その様子を記録しておきたいと思ったためJupyterNotebookでF#を動かしてみたいと思ったため。
手順
前提
-
- 環境はmacOS Monterey(12.2.1)
- pip3は入っている
Jupyter Notebook インストール
この手順に従う。
下記コマンド実行でJupyter Notebookのインストールができる。
pip3 install notebook
下記コマンド実行でさっくりとJupyter Notebookが立ち上がることが確認できる。
jupyter notebook
Jupyter Notebook でF#を使えるようにする
この手順に従う。
.NETをインストール
uname -mでアーキテクチャを確認して、ダウンロードページからSDKのインストーラを落とす。
インストーラ実行したら、dotnet –versionでインストールできたことを確認する。
dotnet interactiveをインストール
下記コマンドを実行して、dotnet interactiveをインストールする。
dotnet tool install -g Microsoft.dotnet-interactive
.NETのカーネルをインストール
下記コマンドを実行する。
dotnet interactive jupyter install
正常にインストールできたら、下記のようにJupyter Notebookで管理しているカーネルが増えていることが確認できる。
[nannany@nannanynoMBP reading_memo (master *%=)]$ jupyter kernelspec list
Available kernels:
.net-csharp /Users/nannany/Library/Jupyter/kernels/.net-csharp
.net-fsharp /Users/nannany/Library/Jupyter/kernels/.net-fsharp
.net-powershell /Users/nannany/Library/Jupyter/kernels/.net-powershell
python3 /usr/local/share/jupyter/kernels/python3
Jupyter Notebookで確認
再びjupyter notebookコマンドでJupyter Notebookを立ち上げると、下記のようにC#、F#、PowerShellが選択できるようになっている。
簡易なスクリプトを動かせることも確認できた。