これは備忘録。忘れないため、もう時間を無駄にしないため。
環境
使用OS
MacOS
各種バージョン
conda : 4.7.11
conda-build : 3.17.8
python : 3.7.3.final.0
ハマってしまった内容
Anacondaで仮想環境を作成後、その環境にjupyterをインストールし、jupyter notebookを実行しようと思ったところ、Jupyter Notebook上で仮想環境を選択できない。
過去に作成した仮想環境も全て選択できなくなっていた。
解決するよ
jupyter_notebook_config.pyの最後の行に、以下のように記されていた。
c.NotebookApp.kernel_spec_manager_class = 'environment_kernels.EnvironmentKernelSpecManager'
c.EnvironmentKernelSpecManager.env_dirs=['C:/Program Files/Anaconda3/envs/']
この状態で、ターミナル上で仮想環境(ここでは仮にpy4kasouとするよ)に切り替えてJupyterを起動させる。
(base) ~$ source activate py4kasou
(py4kasou) ~$ jupyter notebook
で、以下のようにエラーを吐く。
Arguments that take values are actually convenience aliases to full
Configurables, whose aliases are listed on the help line. For more information
on full configurables, see '--help-all'.
# 〜中略〜
[C 21:15:45.387 NotebookApp] Bad config encountered during initialization:
[C 21:15:45.387 NotebookApp] The 'kernel_spec_manager_class' trait of <notebook.notebookapp.NotebookApp object at 0x1086427d0> instance must be a type, but 'environment_kernels.EnvironmentKernelSpecManager' could not be imported
、、、、、、、、、、長い!!!!!!!!!!!ばか!!!!!!!!
(反省タイム)
原因としては、jupyter_notebook_config.pyの下方の2行のうちの
c.NotebookApp.kernel_spec_manager_class = 'environment_kernels.EnvironmentKernelSpecManager'
のせい。ちなみに、こいつをコメントアウトしてJupyter Notebookを起動させると、エラーは回避可能。
しかし、過去に作成した仮想環境も全て使用できなくなる(ここで振り出しに戻していくトリッキーなスタイル)。
以前に仮想環境を作成した際と何が違うのかと過去のメモを見返してみると、すごく簡単なことだった。
(py4kasou) ~$ pip install environment-kernels
はい。これだけ。
仮想環境にこれをインストールしていなかったため、jupyterでこの仮想環境を認識できなかった。のかな?
これで、configファイルのコメントアウトを外して、再び
(py4kasou ~$ jupyter notebook
はい、無事に起動。
解決しましたとさ。
ちなみに私のJupyterの起動方法
Macを使用しているので、簡単なアプリは作成できる。そう、例えばG-Mailをデスクトップからワンクリックで開いたり、Qiitaを開いたり、もちろん指定した仮想環境でJupyter Notebookを起動したり。
これらについては、簡単にメモとして別記事作成予定。
終わりに
仮想環境を作成したら、
-
- jupyterのインストール
-
- environment-kernelsのインストール
- これだけはセットで、忘れずに。過去の自分より、未来の自分へ。
読了感謝。