概要

Jupyter labを立ててる仮想環境上で、違う仮想環境のカーネルを使う

作業環境

python3.8
venv
Windows PowerShell(基本的なコマンドは環境で変わりません)

はじめに

カーネルを追加する際に、ちょっと戸惑ったので備忘録として残しておきます。
どのサイトも割とpipでipykernelを追加する記載しかなかったので、初めての人向けに紹介したいと思います。

参考サイト

Jupyter Notebookでカーネルを増やそう

メイン

まずは、新たにカーネルを追加した仮想環境上でjupyterをインストールします。
jupyterをインストールするとipykernelも入ってるので、個別にインストールする必要がなくなります。
またipykernelだけインストールしても、もちろんエラーを吐くので、個人的にはjupyterのインストールだけのほうが楽ですね。

pip install jupyter

インストール後にjupyterをインストールした仮想環境上で、以下のコマンドを実行し新しくカーネルを追加します。
–nameのところはカーネルの名前です。

python -m ipykernel install --user --name test

以下の実行結果がでたらカーネルの追加は成功です。

Installed kernelspec test in C:\ProgramData\jupyter\kernels\test

jupyter-labの右上のカーネルを選択し、

testのカーネルに変更することができます。

ライブラリの追加なども、notebook上で行うことは出来ますが、ターミナルでインストールするほうがいいのかなと思います。
notebook上では、!pip install pandasのコマンドだけだと、jupyterを立ててる仮想環境上のpythonにインストールされてしまうので、注意が必要です。