2017/11/03 MinicondaでWindowsにscipy, OpenCVをインストールして、pythonの画像処理、機械学習の環境を立ち上げたので、手順をメモ代わりに書きました。

仮想環境を幾つか、切り替えて使いたいため、Anacondaだと容量が大きくなるので、Minicondaを使用してみました。
あと、勉強もかねて、自分でどのパッケージを使っているのか把握したかったからです。
MinicondaはAnacondaとの違いは、condaとconda関連のライブラリしか入っていないらしいので、pythonで使うライブラリは自分で、入れる必要があります。

Jupyterなども入っていないので、自分でインストールします。

手順

    1. Minicondaインストール

 

    1. 仮想環境作成(conda)

 

    1. パッケージインストール

jupyter
OpenCV
matplotlib
scipy

実行環境

Windows 10 Home(64bit)
Miniconda (64bit) 2017/11/02

準備

まずMinicondaをインストール。
Windows 64bit版 Python3.6を公式サイトからダウンロード。

Minicondaのパスを通す。
環境変数PathにC:\Users\xxx\Anaconda3\Scriptsを追加。
(もしかしたら、必要ないかも・・・)

condaコマンドが使えるようになるので、これで必要なパッケージを追加していきます。
自分でパッケージを管理するMinicondaは、installとlistコマンドは、よく使います。

> conda install パッケージ名 ### パッケージのインストール
> conda list  ### インストールしたパッケージリストの表示

ちなみに、condaはコンパイル済のバイナリをインストールするのに対し、pipはソースをダウンロードしてローカルでコンパイルが行われます。一般的に、pipの方がバージョンが新しい傾向にあるようです。
condaもpipも共存ができるので、必要に応じて使い分けることになります。
自分はとりあえず、condaを使って、無かったり、もっと新しいバージョンが欲しいときにpipを使ったりしてます。

仮想環境作成

デフォルトのpythonのバージョンが3.6だと、対応したOpenCVのパッケージが無いので、python 3.5の仮想環境を作って、インストールを進めます。

仮想環境の作成。-nの後ろは環境名なので、判りやすいように名前を付けてください。

> conda create -n py35a python=3.5

新しく作成した、現在の仮想環境として選択します。

> conda info -e # 仮想環境の確認
> conda activate py35a # 仮想環境の切り替え

Jupyterの設定

minicondaの場合、Jupyterも入っていないので、自分で入れます。

(py35a) > conda install jupyter jupyter_console qtconsole notebook sphinx sphinxcontrib nbconvert

次に、Jupyterの設定ファイルを作成。
こちらは共通の設定なので、仮想環境にActivateしていても、していなくても、大丈夫です。

> jupyter notebook --generate-config

minicondaをインストールした場所に.jupyter/jupyter_notebook_config.pyが生成されます。
ホームディレクトリなどイロイロ設定を変更できます。
詳しくは書きませんが、中身に目を通すと良いかもしれません。

カーネル追加

Jupyterで選択できるように、pythonカーネルを追加します。
ここら辺はチョット怪しいので、別途調べたほうが良いかも・・・
Jupyter:[Kernel]->[Change Kernel]->[py35]

(py35a) > ipython kernel install --user --name=py35a --display-name=py35a

(http://qiita.com/supersaiakujin/items/50def6f33b79f9a61b18)

ホームディレクトリの設定

jupyter立ち上げたときのカレントディレクトリになります。、

c.NotebookApp.notebook_dir = ‘D:\Sukina\basyo’ # 好きなフォルダのパスを記述する

OpenCVのインストール

(py35a) > conda install -c menpo opencv

以下のサイトから、OpenCVパッケージのファイル名を見ると必要な条件がわかります。Windows 64bit, python 3.5など。

その他、必要と思われるパッケージのインストール

(py35a) > conda install scipy
(py35a) > conda install matplotlib

後は、自分が必要なパッケージを必要に応じて、追加していきます。
ちなみにnumpyは、OpenCVと一緒にインストールされています。

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