(執筆 2021/5/9)

WindowsへのJupytere Notebookのインストールは、Anacondaを使うのが簡単です。ですが、RやRStudioは、パッケージをダウンロードしてきてインストールする方がよさそうな気がしたので、以下、手順を記載します。最小限のインストールです。

Anacondaをインストール

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conda update conda
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Jupyter Notebook の起動

WindowsのメニューにAnaconda3(64-bit)の項目が追加されていますので、Jupyter Notebookを選択すると、ブラウザが開きJupyter Notebookが起動します。右端のNewにはPython3が選択できるようになっています。

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拡張機能が必要な場合は、Anaconda Promptからインストールを行います。

conda install -c conda-forge jupyter_contrib_NbExtensions

続けて、以下のコマンドで拡張機能を有効化します。

jupyter contrib nbextension install
jupyter nbextensions_configurator enable
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個々の拡張機能は、@simonritchieさんの「[作業効率化] Jupyterの拡張機能を全部調べてみた」を参照してください。また、おすすめは、書川(カキカワ)さんの「【Python | Jupyter Notebook】Nbextensionsをインストールする方法!導入するべきオススメの拡張機能の5選【業務効率化】」を参照してください。

Rのインストール

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RStudioのインストール

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RStudioの設定については、das_Kino,R初心者の館(RとRStudioのインストール、初期設定、基本的な記法など),2019-11-07を参照のこと。

フォルダ名に日本語が入っているとエラーがでる

OneDriveで同期させていると、フォルダー名に日本語が入ってしまい、install.packagesが解釈できずに「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が間違っています。」とエラーにしてしまいます。
この場合は、Default working directoryに設定されたフォルダに.Rprofileというファイルを作成して、以下の内容を登録します。この設定の初期値は「~」で、OneDriveでドキュメントフォルダのバックアップを設定している場合、「C:\Users\YourName\Onedrive\ドキュメント」になっています。(※参照:tufui57,デフォルトライブラリのパスに日本語が入ってるとRstudioでパッケージがインストールできない,2019-09-26 14:23:23

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# Place this in a file at '~/.Rprofile' to ensure it's sourced on startup
.First <- function() {
    # RStudio-specific startup
    if (!is.na(Sys.getenv("RSTUDIO", unset = NA)) &&
    Sys.info()[["sysname"]] == "Windows")
    {
        # work around mis-encoded environment variables
        USERPROFILE <- Sys.getenv("USERPROFILE")
        HOME <- file.path(USERPROFILE, "Documents", fsep = "\\")
        R_USER <- HOME
        R_LIBS_USER <- file.path(HOME, "R", "win-library", getRversion()[1, 1:2], fsep = "\\")
        Sys.setenv(
            HOME = HOME,
            R_USER = R_USER,
            R_LIBS_USER = R_LIBS_USER
        )
        # update library paths
        if (!isTRUE(file.info(R_LIBS_USER)$isdir))
            dir.create(R_LIBS_USER, recursive = TRUE)
            .libPaths(R_LIBS_USER)
    }
}

Jupyter Notebook へ R を登録

WindowsAnacondaメニューからAnaconda Promptを起動し、コマンドラインでRを起動します。(Rgui.exeへのPathは、環境によって変わりますので、確認して修正してください。)

"C:\Program Files\R\R-4.0.5\bin\x64\Rgui.exe" --cd-to-userdocs

R Consoleの中で、以下のコマンドを入力します。install.packagesでCRANのミラーサイトを選択する画面でたら、Japan(Tokyo)を選んでおきます。

install.packages('IRkernel')
IRkernel::installspec()
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install.packages について

他の記事で、install.packages(c(‘repr’, ‘IRdisplay’, などなどのコマンドが必要となっていますが、Anacondaを使えば、これらのパッケージは既にインストールされてました。唯一、devtoolsは入ってないのですが、これを使うのはIRkernelをGithabから持ってこようとするためで、IRkernelはinstall.packagesでインストール可能なので必要ありませんでした。

Power Shellの登録

Jupyter NotebookでPower Shellを動かすために、.NET 5.0をインストールします。.NET 5.0の下のDownload .NET SDK x64をクリックして、インストーラーをダウンロードします。

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インストールが完了すると、コマンドプロンプトからバージョンを確認します。

dotnet --list-sdks

次に、dotnet-interactive をインストールして、jupyter notebookに登録します。WindowsメニューからAnaconda Promptを開いて、以下のコマンドを順番に入れます。

dotnet tool install --global Microsoft.dotnet-interactive
dotnet interactive jupyter install
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Power Shellのコマンドを実行すると、Windowsっセキュリティの重要な警告が出ますので、「アクセスを許可する」を押してください。

以上で最低限のインストールができたと思います。必要に応じ、パッケージや拡張機能のインストールを行ってください。

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