brew を使ったインストール

macOSの場合brew caskを使えばかんたんにインストールできます。

$ brew install --cask julia

ソースからビルド

開発中のバージョンを使うにはこれがお勧めです。

$ git clone https://github.com/JuliaLang/julia.git
$ cd julia
$ git tag

tagを見て好きなバージョンを指定するか、開発中の最新バージョンであればそのまま master を使います。

$ git switch -d origin/v1.6.1

ビルドに非常に時間がかかるため、並列でやっていきます。
ジョブ数今回は2にしてありますが、マシンの $コア数$ が良いようです。

$ system_profiler SPHardwareDataType | grep Cores
      Total Number of Cores: 2
$ make -j2
$ ./julia
               _
   _       _ _(_)_     |  Documentation: https://docs.julialang.org
  (_)     | (_) (_)    |
   _ _   _| |_  __ _   |  Type "?" for help, "]?" for Pkg help.
  | | | | | | |/ _` |  |
  | | |_| | | | (_| |  |  Version 1.7.0-DEV.597 (2021-02-23)
 _/ |\__'_|_|_|\__'_|  |  Commit 503c63b255 (0 days old master)
|__/                   |

おしゃれなAAが表示されればOK

Jupyter Notebookで使えるようにする

*Jupyter Notebookがすでにインストールされているのが前提です。

Juliaのパスを通しておきましょう

$ echo 'export PATH=$PATH:/path/to/install/folder/bin' >> ~/.zshrc
$ exec $SHELL

IJuliaのパッケージをインストールするためにJuliaの
インタプリタを起動します。

$ julia
               _
   _       _ _(_)_     |  Documentation: https://docs.julialang.org
  (_)     | (_) (_)    |
   _ _   _| |_  __ _   |  Type "?" for help, "]?" for Pkg help.
  | | | | | | |/ _` |  |
  | | |_| | | | (_| |  |  Version 1.0.1 (2018-09-29)
 _/ |\__'_|_|_|\__'_|  |
|__/                   |

julia>

起動したら、]をタイプします。
するとプロンプトが下記のように切り替わります。

(v1.7) pkg>

IJuliaパッケージをインストール。

(v1.7) pkg> add IJulia

これでもうJupyterのカーネルに追加されています。

$ jupyter kernelspec list
Available kernels:
  julia-1.7    /Users/h-1749/Library/Jupyter/kernels/julia-1.7
  python3      /Users/h-1749/.pyenv/versions/3.9.1/share/jupyter/kernels/python3
$ jupyter notebook

正しくカーネル追加できていれば右上のNew(新規ファイル作成)のところに
Julia {インストールしたバージョン}がいるはずです.

image.png

せっかくなのでちょこっとコードで動作確認してみましょう.

4c85359a-12fc-4bdd-9a84-78e359ef5dc4.png

いい感じです.

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