課題
起動済みのJupyterにブラウザでアクセスするためには、そのJupyterがつながっているポート番号と、アクセストークンが必要になる。これらは、Jupyterプロセスの標準エラーに出力されるログに記載されている。Jupyterにアクセスする度に、この情報を端末やログファイルから探し出すのが面倒なので、これらを管理するコマンドjmanagerを作成した。
インストール
pip install jmanager
使い方
jupyterを使いたいディレクトリで
$ jmanager
を実行する。この時、既にカレントディレクトリから起動済みのjupyterサーバーがあれば、それに接続し、なければ新しいjupyterサーバーを立ち上げる。
仕組み
初回実行時に、ポート・トークン・プロセスIDをローカルのjupyter.pidファイルに保存する。この時、単純にjupyterサーバーを立ち上げるだけではなく、サーバープロセスの終了を待つプロセスも同時に作成し、サーバープロセス終了時にjupyter.pidファイルを削除する。
ソース
コマンドラインオプション
COMMANDを省略すると、runが選ばれる。
$ jmanager --help
Usage: jmanager [OPTIONS] COMMAND [ARGS]...
Options:
--help Show this message and exit.
Commands:
ignore Print lines for .gitignore
kill Terminate jupyter process
run Launch new jupyter or connect to existing one.