この記事の内容

venvでPython仮想環境を作成する方法と
Jupyter Notebook の導入方法をまとめました

    • 本体環境の把握

 

    • 仮想環境の作成と起動・停止

 

    Jupyter Notebook の導入

本体環境の把握

仮想環境を起動する前の本体のPython環境を把握します。

    • Pythonバージョン

 

    python -V もしくは python3 -V
% python3 -V
Python 3.8.2

 

    • インストール済みパッケージ

 

    pip list もしくは pip3 list
% pip3 list
Package    Version
---------- -------
pip        23.2.1
setuptools 41.2.0
wheel      0.33.1

仮想環境の作成

    • 仮想環境の作成

 

    python -m venv パス もしくは python3 -m venv パス

python -V の結果が2系バージョンだった場合は python3 -m venv パス を使用

~/.venv の下に “myenv” という名前の仮想環境を作成する場合

% python3 -m venv ~/.venv/myenv

 

    • 仮想環境の起動

 

    source 仮想環境のパス/bin/activate
% source ~/.venv/myenv/bin/activate

 

    • 仮想環境の停止

 

    deactivate
% (myenv) deactivate

Jupyter Notebook の導入

Jupyterのインストール
仮想環境起動中に pip install notebook==6.4.12

% (myenv) pip install notebook==6.4.12

バージョンを指定しないと最新版がインストールされますが、その後 Jupyter Notebook を起動して実行しても(*)のまま上手く動かない場合があります。
バージョン6.4.12では正しく動作し、かつ日本語表示されることを確認済みです

 

    • Jupyter Notebook の起動

 

    仮想環境起動中に jupyter notebook
% (myenv) jupyter notebook
jupyternotebook.jpg

・Jupyter にカーネルを追加(カーネル名:myenv)

下記のを登録を行うと、別の仮想環境でJupyter Notebook を起動しても任意の仮想環境を使用できます

(myenv)% ipython kernel install --user --name=myenv

 

・仮想環境を削除後に不要になったカーネルを削除(カーネル名:myenv)

(myenv)% jupyter kernelspec uninstall myenv
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