はじめに
pyenv + Anacondaでもっと簡単にできる手順を別の記事にまとめました。
pyenvを使うことに抵抗のない方は以下のURLをご参照下さい。
また、別の方法をまとめてみたので、以下のリンク先もあわせてご参照下さい。
Ubuntu 16.04で機械学習の環境をさくっと作る手順
UbuntuServerのインストール
以下のURLからisoファイルをダウンロードして、実機でも仮想環境でも構わないのでインストールします。
詳しい手順は、詳細を説明したサイトがあったので、こちらをご参照下さい。
初期ユーザーでログイン
インストール中に作成した初期ユーザーでログインします。
※ rootではログインできません。
特権ユーザー(root)になる
以下のコマンドを実行し、初期ユーザーのパスワードを入力するとrootになれます。
$ sudo su
ひたすらコマンドを打つ!
必要なものをインストールするコマンドや多少出てくるエラーに対処するためのコマンド群です。
# apt install -y build-essential
# apt install -y python3-dev
# apt install -y python3-setuptools
# easy_install3 pip
# pip install numpy
# pip install scipy
# apt install libfreetype6-dev
# ln -s /usr/include/freetype2/ft2build.h /usr/include/
# pip install matplotlib
# pip install seaborn
# pip install scikit-learn
# pip install jupyter
以上で必要なソフトウェアのインストールが終わります。
rootでの作業はこれで終わりなので、以下のコマンドで初期ユーザーに戻ります。
# exit
IPアドレスの確認
Jupyter NotebookはWebブラウザでアクセスすることから、UbuntuのIPアドレスを確認しておきます。
ちなみに、以下のコマンドで確認できます。
$ ifconfig
Jupyter Notebookの環境設定
Jupyter Notebookは初期設定のままだと外部からアクセスできないので、設定ファイルを作って修正する必要があります。
$ cd
$ jupyter notebook --generate-config
$ vi ~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
初期設定ファイルはほとんどがコメントアウトしてあるので、必要なものを見つけて修正していきます。
外部からアクセスできるようにする設定
c.NotebookApp.ip = '*'
ローカルのブラウザを自動起動しないようにする設定
c.NotebookApp.open_browser = False
ポート番号を変更して、既存のWebサーバーと競合しないようにする設定
c.NotebookApp.port = 8888
Jupyter Notebookの起動
初期ユーザーのホームディレクトリで以下のコマンドを実行。
$ jupyter notebook
いろいろ動いてそうに見えたら、別のマシンのWebブラウザを起動して以下のURLにアクセスする。
「xxx.xxx.xxx.xxx」はIPアドレスに置き換えて入力して下さい。
Jupyter Notebookのページが表示されたらO.K.!